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ようやく1つ夢が叶った気がした

執筆者の写真: 柴田宗洋柴田宗洋

19歳のとき

自分は社会に適合できる人間じゃないと思った。

・忘れ物多い

・好きなこと、嫌いなことはちゃんと言いたい(ワガママ?)

・先輩とか上司とかの関係は苦手


社会にでて、会社に入って一人前になる?

いやムリだ。といきなり人生の最初で見切りつけた(笑)


じゃあ、どうするか。

自分でなんとかするしかない。会社を持つしかない。それしか生きる方法がない。

と、思った。というか決めた。決め付けた。


そこから、資格をとって独立。という道で進むことにした。小さな士業の事務所で最初の社会経験をしてそのまま資格をとって独立しようと思ってた。

でも・・・実際に士業にはいり5年間。仕事に没頭して実務は覚えたけれど・・・


肝心の士業の仕事が好きになれそうもなかった。

この仕事、ずっとやってられる気がしなかった。

で、どうしよう?独立開業を士業ではじめようとしていて、それを諦めるともう

そこには何も残ってなかった。


でも。

改めて、何がしたいのか。考えた。すでに26歳。

その時、ようやく自分の本質に気づいた。

なぜ士業がつまらなかったのか。

それは一人で完結してしまう仕事だからだった。

一人で何かを成し遂げることに、なにも楽しいと思えなかった。


そうか。

一人で何かをするのがキライなんだ。でも組織で生きるのも息苦しいからムリだ。

なら、仲間と何かできる会社を起こすしかないと結論した。

けど、何するか。

ここから、一つの事業計画を立ててみるものの、「資金」「仲間」「技術」なんもナシじゃあ、なんの計画を立てても、うまくいくビジョンがたたなかった。


そんなこんなで、派遣をやりながら1年たち3年たち5年たち、時間はすぎていく。年もとっていく。

時間がない時間がない時間がない。と毎日焦るものの、夢を具現化するビジョンがもてなかった。不安だけが残った。

それでも毎日、「心に火を」「諦めるな」とか、毎朝自分に言いながら派遣の仕事に出勤していた。

そうこうしている内に同じ派遣という境遇から、視点は違うけど将来への不安な気持ちを持っている共通点に気づいた。分かっていたけど「心」で気づいた。


そこで、同じ思いをしている人を救う。俺が救う。とか、良く分からない思考に展開し

それが、奇跡的に実を結んだ。


実は結んだけれど、小さな実。最初の自分ともう一人の2人じゃ、実感がなかった。

でも今日、4月から5人増えて7人で新たにスタートを切った。

色々伝えたかったことも伝えた。でもそれは、チームとして、これからやっていくメンバーに伝えなきゃ!という思いばかりで自分について、何も伝えず時間がすぎ最後に「3Cをもりたてていこう」と一人のメンバーが会を〆てくれた。

そうか。18年、「心に火を」と毎日毎日時間を刻んで諦めずにきた結果がまさに今

この時間を産んだんだ。と、実感して、なんだかむずがゆい嬉しさでいっぱいになった。


帰り道、みんなの気持ちを聞きたかったな。どんな気持ちなのかな。

小さい小さい会社だし、生まれたばかりの会社だし、、本当は後悔してたりしてないかな

と、思って、聞くに聞けない気持ちがあって、怖くて聞けなかった。

みんなの本当の気持ちにまだ、触れられていない気がするけれど

それは、改めて今度聞いてみよう。


今日は一つ、やっと夢が叶ったんだ。

俺の仲間ができたんだ。という気持ちだけで何も考えるのやめようと思った。


この気持ちも、みんなに伝えればよかったな。

自己紹介もしてもらったほうがよかったかな。今度もう一回やりたいな。

その時はみんなの気持ちや自己紹介も聞きたいな。と、思いながら

家路についた。そんな一日だった。


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